急に気温が下がり、冬の訪れを感じる気候になってきましたね。
朝晩の気温差、日々の気温差もあり体調を崩しやすい時期ですが、
皆さまお気をつけてお過ごしください(*^^*)!
さて、11月号のテーマは「名を成すは常に窮苦の日にあり」でした。
「名を成すは毎に窮苦の日にあり。事を敗るは多くは志を得るの時に因る」
人が成功するのは突然成功するのではない。
必ず窮苦の日があって、それによって鍛えられて成功する。
だから、成功するかどうかは、窮苦の日の過ごし方で分かる。
同様に、失敗するのはたいてい得意・得志の時による。
うまくいっていい気になっていて失敗する、ということだそうです。
≪ 感想より ≫
巻頭の言葉、「算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而るをいわんや算なきにおいてをや。」を読んで、営業部に配属され、1人で商談に行くようになった頃、あるお取引先のバイヤーに金時豆を提案する機会がありました。提案の途中で突然バイヤーから、「ハンターチャンス!金時豆の由来は何でしょう?」と質問されました。当時の私は答えることができず、その商談も残念ながら不採用となりました。
振り返れば、相手であるバイヤーの特徴や関心を把握する「情報」、そして自社商品の魅力や背景を深く理解する「分析」、そのどちらの「算」も不足していたと痛感しました。
この経験を通じて、営業において「算(準備・分析)」の大切さを学びました。
同業他社の情報収集や自社商品の理解を深めることは、商談の成功に直結するだけでなく、仕事そのものを好きになるためにも欠かせない要素だと感じています。
これからは、相手を知り、自社を知る「算」を積み重ね、一つ一つの商談をより意味のあるものにしていきたいと思います。
若手営業の成長を感じられる感想文でした(*^^*)


